Ｑ.脳の障害の一つてんかんにつきまして、あなたが考える14才の患者が理解しやすい本を3つ教えてください。
A.理解しやすい本として、以下の3つをおすすめします。
『てんかんのある子どもたち (子どものためのバリアフリーブック―障害を知る本) 』（著者：稲沢 潤子 (著), 茂木 俊彦 (監修), 三宅 捷太 (編集), 田村 孝 (イラスト)）
子どもの100人に1人はいるというてんかんの誤解や偏見をなくすために、原因から発作の症状、治療法までやさしい言葉とイラストで、子どもにもわかるように説明。心のバリアを取り除く本。
『てんかんの天使たち―誰も知らないてんかんのはなし (かなりあがうたう)』（著者：海野美千代 、出版社：ベーテル舎）
てんかんの症状や治療方法、生活上の注意点などが分かりやすく説明されています。挿絵も豊富で、子どもでも読みやすい本です。
『てんかんと基礎疾患―てんかんを合併しやすい、いろいろな病気 』（社団法人日本てんかん協会 (編集), 永井 利三郎 ）
本書は、てんかんとの原因となる病気“基礎疾患”について症状と治療法をやさしく解説。初心者でもわかる、てんかんの原因となる病気の本。
Q.あと2つ追加してください
理解しやすい本として、以下の2つを追加でおすすめします。
『新 てんかんテキスト(改訂第2版): てんかんと向き合うための本 』（著者：井上有史 (編集), 池田 仁 (編集)）
豊富なイラストと共に,てんかんの基本から診断・治療まで,診療に関する役立つ知識を網羅し,やさしく解説した好評書の改訂版.患者や家族の疑問や不安に答えるQ&Aも掲載.今版では,関連ガイドラインの改訂や新薬の登場をはじめとしたてんかん診療の変化を盛り込み,より内容を充実させた.医療スタッフだけでなく,患者やその家族にもぜひ読んでほしい一冊.
『増補改訂版 知っておきたい「てんかんの発作」』（久保田 有一 (著), 小国 弘量 (その他), 加藤 昌明 ）
画期的なてんかん発作の解説本!いつ起きるかわからない発作の特徴、起きたときの対処法、さらに診断から最新の治療法、日常生活での注意点までをアニメとイラストでわかりやすく解説する。患者・家族はもちろん、医療関係者や介護施設のスタッフ、学校の先生まで万が一のときに役立つ知識満載の書。